- 美容看護師になりたいけど何から始めたら良い?
- 美容看護師になるにはどんな知識が必要?
- 美容看護師の求人ってどこで探すのが良い?
ここ最近、お給料の高さや待遇面の良さで注目されている美容看護師。気になりつつも、周囲に美容分野で働いている人がいなくて、情報収集もなかなか出来ないという方も多いのではないでしょうか?
また、せっかく美容看護師を志すならより良い環境で働けるようスキルアップしておきたいですよね。今回は美容看護師になるための手順を徹底的に解説!
この記事を読めば、美容看護師として働くための行動が今すぐ起こせますよ
美容看護師になるための3ステップ
美容看護師になるための手順は以下の通りです。
- 美容看護師を目指すならまずは現場を知ろう
- 美容分野で求められるスキルを身に付けよう
- 好待遇の美容看護師求人を探そう
1つずつ解説していきます。
①美容看護師を目指すならまずは現場を知ろう
美容看護師を志す方は美容に興味がある方が大半かと思います。しかし、美容に興味があるというのと、それを実際仕事にするのでは大きく違います。もしかしたら理想と現実のギャップがあるかもしれないということです。そのため、まず一度は美容皮膚科や美容外科などの美容外科に行ってみることをオススメします。
その中で、美容分野の看護師は実際どういう業務内容なのか?職場によって違いはあるのか等、実際に自分の目で確認してみましょう。機会があれば、カウンセリングの中で「将来的に自分は美容看護師になりたい」という旨を話して、仕事の内情を聞けたら最高ですね。
体験でまずオススメなのは、美容看護の登竜門である「脱毛」です。これは美容系であれば大半の職場が取り扱っているため体験しておいて損はありません。また、美容クリニックの施術は高額で体験しにくいイメージですよね。しかし、脱毛は「期間限定!両ワキ+Vラインで100円」といった格安キャンペーンを行っていることが多いので体験しやすいのも特徴です。
②美容分野で求められるスキルを身に付けよう
美容看護のイメージができたら、次は美容看護に必要なスキルを勉強していきましょう。
美容看護師にはどのような知識や経験が必要?
美容皮膚科の場合
美容皮膚科では脱毛やシミ取りなどのレーザー治療の施術をすることが多いです。そのため皮膚の解剖学や生理学を学んでおくことが重要になります。
美容看護師は患者さんの悩みに対する治療方法や流れを説明するのも業務の一環です。そのため、皮膚の構造や治療のメカニズム等をしっかり理解しておかなければ患者さんに納得してもらうことが出来ません。「人に教えるには3倍理解していないといけない」と言いますが、そのくらいの気持ちで学習しておくことが大事ですね!
- 皮膚の構造や機能についての基礎知識
- 紫外線や老化が皮膚に及ぼす影響
- シミ・シワ・たるみなどの治療方法 など
皮膚科・美容の知識がないと、患者さんに合った治療方法を上手く提案することができません。結果、患者さんの満足がいく効果を出せず、さまざまなトラブルに発展することもあります。そのため、美容師として働くためには皮膚科の知識の習得が必要です。
美容外科の場合
美容外科は形成外科の医療技術を応用し、顔や体の美的な悩みを解決していく科です。 外科手術などで身体の構造・形を美しく整えていきます。そのため、美容外科の仕事はオペナースとしての知識が求められます。
- 手術に入るにあたっての基礎知識(ガウンテクニックやスタンダードプリコーション)
- 器械出しの準備や展開
- 手術体位
- 麻酔中のモニタリング、覚醒時のケア
- 急変時の対応方法など
手術を安全に円滑に進めるために、手術に関する基礎知識や段取りを確認しておくことは大切です。もちろん、勤務開始後に研修などはあると思いますが、事前に学習しておけば、より早く仕事に慣れることができます。
また、美容外科でも美顔器や脱毛器などの機械操作などを行う場合もあるため、美容皮膚科の項目で挙げたような勉強もしておくと良いですね。
美容看護師になるには資格が必要?
資格は必須ではありません。しかし、取得しておけば「美容の知識に詳しい」「向上心の高い人」などのアピールになり、転職や就職時の評価は上がります。また、美容に関する知識の勉強にもなりますので、取得しておいて損はないです。
美容に関する民間資格には以下のものがあります。
- スキンケアアドバイザー
- スキンケアマイスター
- 化粧品検定
- 美容薬学検定
看護の教科書ではスキンケアに関することは載っていないことが多いので、資格取得に当たって資料を揃えておけば、今後の仕事にも役立ちます。
美容看護師には接客スキルや一般教養も必要
美容看護は病院勤務と違い、接客のスキルも重要視されます。美容クリニックでは患者さんというより「お客様」という認識を持つ必要があります。
美容クリニックは自由診療のことが多く、高い治療費を支払わなければなりません。そのため、来院される患者さんは相応の接客や対応を求めることになります。
そこで、失礼な接客や患者さんの求めているサービスに繋がらないと、リピートしてもらえなかったり、最悪の場合クレームに繋がりかねません。
接客マナーに関する書籍などもたくさん出ていますので、転職や就職の前に勉強しておくと良いですね。
③好待遇の美容看護師求人を探そう
美容看護師は病院に比べ求人数が少ないため、求人探しはできるだけ窓口を広げておくことがポイントです。
- 自力で会社のHPなどから探す
- 友人や知人の紹介
- ナースバンク、ハローワーク
- 求人サイト(転職サイト)
- 人材紹介会社(転職エージェント)
自力での転職活動は自分のペースで転職活動を進められるのがメリットです。逆に、お尻を叩かれないと行動に移せない人や転職活動に伴う手間が面倒だと感じる人は別の方法も検討してみた方が良いですね。
知人の紹介は実際に働いている知人から話が聞けるのは心強いですよね。しかし、紹介してもらっている手前、いろいろ要望が言いにくいというデメリットもあります。また、実際に勤めてみたら聞いていた話と違ったなんてこともよくある悪いパターンです。
ナースバンクは厚生労働大臣認可の無料職業紹介所のことです。いわゆるナース専門のハローワークですね。通常のハローワークにも看護師求人はあります。
転職サイトやエージェントを使うことも最近は多くなってきています。自分の希望が通るよう職場と交渉してくれたり、面接のサポートもしてくれるのがメリットです。転職に自信がない方や転職活動に不安がある方は利用してみるのがオススメです。
転職時にどの手段を選ぶのかは自由なので、自分に合った方法を選んでみてください!
美容看護師になるためのステップ【まとめ】
今回は美容看護師になるための3ステップをご紹介しました。
美容看護師はラクという印象の方が多いかもしれませんが、美容クリニックでは病院勤務とは違ったスキルや知識が必要です。美容に関する知識に限らず、幅広い知識を持っておくことは患者さんの信頼を得ることにも繋がります。
また、美容看護師を目指す人の中には「自分の理想の働き方がしたい」と希望する方も多いですよね。なので、せっかく働くのであれば理想の働き方ができる職場を探し出すことも重要です。自分のこだわりたい部分・妥協できない部分をしっかりイメージして、より良い職場を見つけられると良いですね!
この記事を読んで美容看護師になるためのイメージを持ってもらえたら嬉しいです♪