脱毛サロンや脱毛クリニックの仕事はきつい？怖い？看護師のリアルな本音を紹介

美容看護師として活躍するには美容クリニックに就職もしくは転職する必要があります。

美容クリニックと一言で言ってもクリニックごとに特徴があり、美容整形、痩身、AGAなど様々。

脱毛もそのひとつですが、脱毛をメインにしているクリニックでの勤務は他のクリニックに比べると「大変」、「辛い」というイメージがあるようです。

そこで今回は脱毛メインのクリニックや脱毛専門の美容看護師はなぜ「辛い」と言われるのかを、私の経験やクリニックの実態から解説！

この記事を読めば、脱毛クリニックの仕事は本当にきついのかを実際にクリニックで働いている看護師の口コミも交えながら話していきます。

脱毛に強いクリニックを目指している人はぜひ最後まで読んでください。

脱毛クリニック・脱毛サロン勤務の看護師の仕事内容を解説

脱毛クリニック看護師の役割と仕事内容を紹介

脱毛クリニック看護師の仕事を大きく分けると下記の通りです。

脱毛クリニックは「レーザー照射だけだから楽チン」というわけではありません。

カウンセリングやアフターケアも行うので、施術以外にも患者と関わることが多く、コミュニケーション力も必須だといえます。

また、レーザー機器を使用した医療行為を行うので、知識や技術も必要！

覚えるまでには少し時間がかかりますが、経験や勉強を積んで成長できるやりがいのある仕事ですよ。

脱毛クリニック看護師はきついと言われる理由とは？

脱毛クリニックがきつい理由は、患者のケアはもちろん、それ以外にも体力面やスケジュール管理が大変だからです。

レーザー照射は長時間同じ姿勢で作業をすることが多く、身体的な負担が大きくなります。

肩こりや腰痛など、体力面で疲労を感じることがあるので、施術の合間に軽くストレッチを行うといいですよ。

また脱毛は施術に時間がかかることもあり、スケジュールが乱れることもよくある話です。

施術までに時間がかかると患者さんを待たせてしまうことになりクレームになる場合もあります。

遅れが出ないように気を張って過ごすため、精神的にもきつく感じるでしょう。

脱毛サロン・脱毛クリニックの看護師の現実とは？

実際に働いている看護師の苦労やストレスについて紹介していきます。

脱毛クリニック看護師の業務における苦労と負担

施術時の患者の痛みへのケア

経験した方はわかると思いますが、脱毛治療はとっても痛いですよね？

初めての施術の際はかなりの痛みをともなうので、その痛みに対するケアやアドバイスが必要になります。

専門的な技術も必要になるので、うまくいかなかったりすると患者から苦情がくることもありますので、そのような点からも負担は大きいですね。

施術後のアフターケア

脱毛治療は施術後のアフターケアも大事。

患部をアイシングするケースも必要になるのですが、ずっとアイスで患部を冷やし続けるのも手間ですし、その間患者さんとコミュニケーションを取らないといけません。

また、施術後に肌トラブルが起きた場合などの対応をしないといけないですし、中には苦情を言ってくる人もいますので精神的にもきつい時があります。

スケジュール管理

脱毛クリニックは予約時間に遅れてくる人もいるため、スケジュール管理に苦労します。

少しでも施術が遅れると次の予約に響く可能性があり、別の患者からクレームが発生することも。

次の予約者に迷惑がかからないよう、なるべく時間を守ってもらう必要があります。

慣れるまではスケジュール通り施術を進めることに苦労し、大きな負担がかかるでしょう。

営業ノルマや単調な業務も脱毛クリックで働く看護師のストレス要因

営業ノルマや業務内容が看護師のストレスの要因となることもあります。

一般病院では馴染みのない営業トークは慣れるまでに時間がかかりますし、ノルマを達成するためのプレッシャーにより不安になることもあります。

また、一般病院と違い単調な業務が多いため、やりがいを感じなくなる場合もあるでしょう。

脱毛クリニックならではの人間関係について解説

美容クリニックは病院に比べると年齢層が低くなっていますが、脱毛クリニックはその中でも若い看護師が多いです。

転職時の年齢によっては上司が年下の可能性もあるので、お互いに気を遣い仕事がしづらい場合もあります。

患者さんからの要望に対応するためストレスを感じることも多いです。

職場によって環境もさまざまですが、コミュニケーション能力や忍耐力が必要だといえます。

脱毛クリニックでのストレス克服方法について

ストレスを克服するには、発散する時間を作ることがとても大切！

たとえば、スポーツやショッピング、外食など、自分が好きなことをする時間を作るといいですよ。

また、辛いときには一人で解決しようとせず家族や友人に相談することもおすすめ。

誰かに話すだけで気分がスッキリしますよ。

仕事でミスをして落ち込むこともありますが、オンとオフをはっきりさせることが重要です。

脱毛治療に対する美容看護師の不安

脱毛の施術に関して、不安を持っている美容看護師は意外と多いです。

脱毛クリニックの看護師が抱えている不安、それらを克服するための方法を紹介します。

脱毛施術に対する看護師の不安

脱毛クリニック看護師の業務内容は、レーザー照射がメインです。

ある程度知識と技術を身につければ慣れてきますが、誤った操作が患者に害を及ぼす可能性も十分にあります。

たとえ正しい施術を行っていても、照射する部位によっては患者が痛がってなかなか進まないこともあるでしょう。

痛みや肌トラブル、施術時間の遅れなどからクレームにつながることもあり、大きなストレスになっている場合があります。

施術のプレッシャーや患者の応対で心理的な不安や恐怖も発生します。

脱毛施術に対する不安がある場合の対処法について

脱毛施術に対して不安があるなら、スタッフ間で定期的にミーティングを行い、情報共有や正しい知識を身につけましょう。

仕事は協力して進めていくものなので、同僚にサポートを求めるのもひとつの手ですよ。

また、患者の痛みや不安を和らげるため、施術前に適切なコミュニケーションを取ることも大切です。

クリニックによっては麻酔クリームがあるため、提案するのもひとつの手です。

【VIO脱毛ってどう？】脱毛クリニック・脱毛サロン看護師の本音とは？

施術やVIO脱毛に関する本音を現役脱毛クリニックの看護師に聞いてみました。

脱毛看護師が抱える本音とは？

実際に脱毛クリニックで働く看護師の口コミを紹介します。

Aさん　29歳　脱毛クリニック看護師

脱毛クリニックでの施術は、レーザー照射やカウンセリングなど、一般病院の業務とまったく異なります。
臨床経験としてみなされないため、もし一般病院に転職したい場合はハンデになると思います。
残念ながら看護技術はあまり身につかないため、自身が将来的に何をしたいのかよく考えるといいですよ。
私は、患者様が今より美しくなって喜んでいる姿を見るととてもやりがいを感じます！

VIO脱毛について看護師の本音とは？

VIO脱毛は施術に時間がかかることが非常に多いです。

Vラインの形にとことんこだわる人も多く、次の予約に間に合うかどうかヒヤヒヤするときもあります。

中には施術を恥ずかしがる人もいますが、看護師は見慣れているので安心してほしいのが本音です。

安心してもらうためにも事前に患者とコミュニケーションを取り、施術に関する悩みを知っておくことが大切だと思います。

脱毛クリニック・脱毛サロンの看護師は飽きやすいって本当？

脱毛看護師が飽きる人の理由と対策を解説

脱毛看護師はやること自体は多いですが、施術に関しては単調作業になる場合もあるので飽きる人も少なくありません。

ですが、日々新しい技術や知識を学ぶことで、施術の幅を大きく広げることもできます。

患者の脱毛の効果をいかに出すか考え「患者を笑顔にしたい！」という強い気持ちがあればモチベーション維持に繋がりますよ。

脱毛クリニック看護師として長く活躍する方法

脱毛クリニックで長く勤めるためには、幅広い業務に携わることが重要です。

施術やカウンセリングはもちろん、経営側の仕事も視野に入れておきましょう。

充実した研修を通じて幅広い美容医療を習得するためにも、大手のクリニックに入ることをおすすめします。

指導役になったり役職に就いたり、目標を持って働くことが重要です。

また、脱毛クリニック看護師の魅力は、患者が美しくなるためのサポートができるところです。

脱毛施術は患者にとって自信に繋がる重要な美容治療だといえます。

患者が今より美しくなっていく過程を見ることができますし「ありがとう」という感謝の言葉を頂くたびに「この仕事をやっていてよかった」と心から思うでしょう。

脱毛クリニック看護師を目指すなら転職サイトの利用がおすすめ

脱毛クリニックの看護師になる近道は、転職サイトを利用することです。

転職サイトでは多くの求人情報を集約しているため、より自分に合った求人を探すことができますよ。

また、転職エージェントを使えば、転職活動の充実したサポートを受けることができます。

転職に関する相談はもちろん、履歴書の添削や面接練習などを行ってもらえるので忙しくて時間がないときでも安心です。