- 美容看護師になりたいけど容姿に自信がない…
- 美容外科クリニックは容姿がよくないと採用されない?
- ぶっちゃけ美容看護師の採用のポイントは?
看護師の働き場所として人気の美容外科看護師。
病棟看護師に比べて勤務時間も安定していて、年収も安定しているため、転職先としても新卒の就職先としても需要が高くなってきています。
ただ美容外科クリニックと言うと、自分の容姿に自信がない人が何とかしたいと思っていたり、もっとキレイになりたいという願望を持った人が訪れる場所。
美容看護師として働きたいと思っている人で、「外見に自信がないんだけど…」と思っている人は少なくありません。
私は美容クリニックで中堅看護師として働いており、ときに採用面接に同席することもよくあります。
外見を気にしている雰囲気の人は結構いるんですよね。
そこでこの記事では、実際に美容外科クリニックの採用の現場で、どの程度外見が採用基準になっているのかを解説していきます。
記事を読めば、
- 美容外科クリニックの採用基準
- 外見が採用に及ぼす割合
- 美容看護師採用のポイント
これらがわかります。
実際に私が勤務しているクリニックでの暴露話になりますが、他クリニックで働いた経験のある動力に確認してみたところ、採用基準に大きくは違いはありませんでした。
美容看護師になりたいけど、容姿外見がどれだけ影響するのか気になる方は最後まで読んでください。
美容外科看護師の容姿の重要性
- 美容看護師の採用は容姿に気を使えるかどうかが大切
- 美容外科看護師に容姿への意識の高さが求められる理由
美容看護師の採用は容姿に気を使えるかどうかが大切
美容看護師といえば、美人で綺麗なスタッフがたくさんいる印象がありますよね。
ですが、顔立ちが整っていなければ絶対に採用されないという訳ではありません。
私も容姿や外見に自信があるわけじゃないです…。
ただ最低限、身だしなみや外見に気を使う必要があります。
メイクの勉強をする、美容に対する意識を高く持つなど、それだけでも見た目は大きく変わっていくものです。
もちろん美容看護師として採用されるには、清潔感や身だしなみに気を使うことは大前提となります。
美人かどうかは採用の判断基準ではありませんが、容姿に気を使えるかどうかはとても大事なポイントです!
美容外科看護師に容姿への意識の高さが求められる理由
美容クリニックは、外見や美容に関する専門職であるため、看護師自身が容姿を整える必要があります。
「美」を求めて来院する患者が多くいるなかで、清潔感がない看護師に施術をお願いしたいとは思わないですよね。
もちろん、施術スキルや接客力も必要ですが、容姿への意識は高く持つ必要があります。
意識を高く持つことによって、より自分を美しく見せることができますよ!
美容外科看護師の外見要件と年齢などの規定
美容看護師になるためには具体的にどんな容姿を目指せばいいのか?
具体的な基準がないので分かりにくいですよね。
そこで、クリニックの実際の採用基準や規定について下記で紹介していきます。
美容外科看護師の外見や年齢に関する採用基準を現役看護師が暴露
- Aさん 32歳 美容看護師 8年目
- 美容看護師になるには、大前提として清潔感のある服装や髪、メイクなどに気を遣う必要があります。また、年齢は一般的に明確な基準はありませんが、35歳までの転職をおすすめします。
美容看護師は採用倍率も高く、長く勤められる若い人を採用する傾向にあるので、できるだけ早めの転職を心がけるといいでしょう。
美容クリニックで服装、メイク、髪型などの規定はあるか?
美容クリニックには、下記の通り一定の規定があります。
- 専用の着衣を着る
- ナチュラルメイクを心がける
- 髪が長い場合は一つにまとめる
規定はクリニックによってさまざまですが、基本的に上記の通りです。
当たり前ですが、私服や濃いメイク、派手髪などはNGで、必ず規定に従うことが求められます。
また、看護師という職業柄、一般的な業種より規定が厳しい場合があります。
私が勤めるクリニックではネイルアートも禁止されてます…。
オシャレしたい気持ちも分かりますが、あくまで患者を施術することが仕事だと忘れないようにしましょう。
容姿に自信がなくても美容看護師への転職は可能!
美容看護師の採用において顔立ちのみで選ぶことは絶対にありませんが、容姿への意識はとっても大切です。
転職に成功するための具体的なアドバイスを下記で紹介します。
清潔感を出し明るい雰囲気をアピールしましょう
美容看護師になるためには、身だしなみはもちろん、明るく応対できる接客力も必須です。
施術だけでなく、患者の悩みを聞く機会も多い美容看護師。
清潔な服装の人は自然と明るく見えますし、好印象を与えることができますよ。
容姿の清潔感を保ち、明るい雰囲気をアピールすることが大切です。
現役看護師が行っているメイクや髪型をこっそり紹介
ここでは、私や私の同僚が実際に行っているメイクや髪型について紹介していきます。
- メイク
- 化粧をする際には、すっぴんを活かした自然な仕上がりになるナチュラルメイクを心がけましょう。
眉やアイメイク、リップの色などは濃すぎない色を選ぶといいですよ。 - 髪型
- ショートヘアであれば特に心配はないですが、ロングヘアの人は、お団子やポニーテールで髪を一つにまとめる必要があります。
特にお団子ヘアは、EBI型コームを使うと簡単にヘアスタイルを作ることができますよ。
笑顔のトレーニングをすることにより合格率をアップ!
美容看護師に向いている人は、コミュニケーション能力が高く自然な笑顔がうまい人。
いつも自然な笑顔でいるためには、日々トレーニングを行うことをおすすめします。
鏡の前で笑顔の練習をしたり、口のストレッチを行ったりすると、より自然な笑顔を出せるようになりますよ。
面接の際も表情を確認されるので、常に口角をあげることを意識すると合格率もアップするでしょう。
楽しいことを思い出しながら行うと、自然と笑顔になれます!
履歴書写真と面接での容姿の重要性
履歴書写真の選定と準備
履歴書の写真は、基本的にスーツを着用し、必ず3ヶ月以内に撮影したものを選びましょう。
最近撮った写真でなければ、髪や顔などに違和感が出るのでNGです。
また、明らかに数年前の写真を使いまわしているという人は、いますぐやめてください。
写真を撮る場所は、証明写真機や写真スタジオがおすすめ。
明るい背景で撮影し、自然な笑顔をキープできるよう心がけるとより明るさをアピールできますよ。
面接での容姿や服装に注意すべきポイント
面接での容姿や服装で注意するポイントは下記の3つです。
- スーツかオフィスカジュアルを着用
- メイクや髪型は控えめにする
- アクセサリーは腕時計のみ
クリニックの業務時と同じですが、面接においても服装や容姿は控えめにしましょう。
面接官は最初の数秒で応募者を評価することもあり、良い第一印象を与えることはとても大切です。
容姿や服装に気を付けておけば「必ず採用される」というわけではないですが、印象がよくなるのは間違いないでしょう。
美容外科看護師としてのキャリア転職するのはあり?
美容外科看護師としてキャリア転職するのは十分にありだといえます。
下記で転職する際の注意点や実際の体験談を紹介します。
ベテラン看護師が美容看護師として転職する際の注意点
ベテラン看護師が美容看護師として転職する際に悩むポイントは、年齢や容姿。
美容クリニックは若く綺麗な看護師が多い印象があり、不安になるのも事実です。
ですが、これまで培ってきた臨床経験やコミュニケーションスキルがあれば、美容看護師としてキャリア転職も十分に可能です。
とはいえ、美容のプロフェッショナルとしてある程度の容姿は必要なので、清潔感や身だしなみには十分に注意しましょう。
美容外科看護師としてキャリア転職に成功した体験談
- Bさん 40歳 大学病院から美容外科に転職
- 看護師経験があった私は美容外科看護師への転職に成功しました。
臨床経験があるとはいえまったく違う業務内容なので、不安を抱えながら入職したことを覚えています。
周りは若い人が多かったですが、経験者としての信頼性が評価され、レーザー治療や整形手術の介助、営業活動を行う機会も増えました。
これまでの臨床経験や接客スキルを活かして業務を遂行した結果、転職後一年で役職に就くことができました。
年収も大幅に上がり、美容看護師としての新たなキャリアを築くことができてよかったです。
美容外科看護師の採用プロセスと基準
美容看護師が採用されるまでの過程を詳しく紹介していきます。
美容看護師の採用プロセスの概要
美容看護師の採用準備は下記の通りです。
- 求人検索と応募
- 書類準備と面接対策
- 面接
- 採用
美容看護師の採用を目指すには、まずは転職サイトで求人検索をしましょう。
転職サイトにて自分で探すのももちろんありですが、転職エージェント機能を使うことをおすすめします。
転職に関する相談や履歴書の添削、アフターサポートまで充実している転職エージェントを選ぶといいですよ。
美容看護師の採用についてはもっと詳しく知りたい方は、以下をチェックしてください。
採用基準と応募の際の注意点をおさらい
美容看護師になるためには、看護師資格や臨床経験を持っていることが重要です。
美容クリニックはカウンセリングも業務に含まれることもあるので、看護師としての能力だけでなく、接客力や傾聴力を身につけておく必要があります。
また、応募するにあたり、志望先の情報を徹底的に調べてから志望動機や自己PRを考えるといいですよ。
自己PRの考え方や例文は、以下で詳しく解説しています。
クリニック側が求める人材であることを全力でアピールしましょう!